こんにちは!スピリチュアル ライフ コーチの北林小百合です☆
2018年の「大辞泉が選ぶ新語大賞」の一つに選ばれた
「空白恐怖症」
自分の仕事がないときに、あたかも仕事をしているようにみせるためにダミーの予定を入れるほど、自分の予定が空白なことを恐れること
だそうです。
これ、昔の私がそうだったかも。。
と言っても私の場合は、
仕事ではなくプライベートな予定のことですけど(苦笑)
アフター5や週末の予定が入ってると充実感と安心感がありました
お花、陶芸、フラメンコ・・・などの習い事や
食事会や飲み会と
月曜日からみっちりとスケジュールをいれてました。
アフター5の予定がなく、今日は早く帰ってゆっくりしようかな、と思っているところに
上司から「きたばやし、今晩空いてるか?!飲みに行くぞ」と誘われると
「はい、あいてま~す。行きます!」と即答!
・・・やった!予定埋まった!
そんなやりとりを見ていたすぐ上の男先輩からは
「きたばやしぃ~ 即答じゃなくて、少しは忙しいフリでもしたら?」
と冗談のアドバイスをもらっていたほど(苦笑)
でもね、本当にいろんな人と飲みに行くのも好きだったんですよね~
私自身、お酒が好きなこともありますが、
お酒が入ったときの、上司たちのお話も楽しかったし
様々の業種の殿方との合コンも楽しみました
なんせ、私
バブル時代を過ごしたアラフィフですから~
沢山の人との呑ミニケーションのお陰で、その頃の上司や同期、後輩たちから
今でもお誘いを受けています(苦笑) 酒量は落ちましたけど
おっと、話しがそれてしまいました・・・
スケジュールを埋めたがる。 という心境は とっても理解できます。
空白をダミーなスケジュールを書いて埋めたところで、仕事に関しては何の足しにも
なりませんが、
心が落ち着くのであれば、それでいいじゃないですか。
ちなみに私が言ってるのは、個人のスケジュール帳のお話ですが・・
今の私はといえば「スケジュールの空白ダイスキ人間」です!
いつ変わったかというと
14年間の会社生活にピリオドをうち、渡米したのがキッカケです
アメリカ東海岸の田舎町の学校にインターンとして通った時代
朝の7時に登校し、14時には家に帰れるんです
先生たちも生徒と一緒に帰っていくのです!
14時の明るい時間から一日いったい何をしたらいいのーーーーって(汗)
とっても不安になってしまったのです。
今までずーっとスケジュールが埋まっていて、それなりにやることが沢山あって、
誰かと会っていて、それで安心していたんです
ところが、
日本人も住んでいない、まだ現地に友達もいない、街を散歩しても人もまばら・・
この未開の地で
たった独りぼっち
しかも、渡米してすぐにパソコンを空き巣に入られて盗まれてしまった。
日本の家族や友人達と簡単につながる手段もなくなりました
今、思えば
神様が私に与えてくれた “貴重な時間” だったんですよね
日本にいたら決して経験することのない
“たった独りの意義ある時間”
学校の先生たちに「こんな早い時間に家に帰って何をしてるの?」と聞きました。
「家のキッチンの壁のペンキ塗りをしてるのよ。今度はモスグリーンに変えるの。
それが終わったらリビングも塗り替えなくっちゃ。」
「家の庭に道具小屋を建ててるんだー」
「奥さんと買い物に行くんだー」
それぞれ先生たちは、
“家族の時間” と “自分の時間” を上手に作っていました
徐々に、私もゆっくり自分のために過ごそうと思えるようになり
本を読もう
絵を描こう
書道をゆっくりしよう
海に行って浜でボーーッとしよう
美術館でゆっくり過ごそう
家族や友達に手紙を書こう
夜空をゆっくり眺めよう(星空がプラネタリウムよりも鮮明でした)
・・・・
そんなことを始めたら
ゆっくり ゆっくりと
自分をみつめる時間にもなっていきました
私って、東京では
完全に東京の時間に遅れてはダメダメ、動いてないとっ!と
波に乗るどころか、流されていたんだなーーー と気づく
腕時計もしてないと不安だったあの頃
何かの組織に入ってないと不安だったあの頃
私は私~
私らしく
マイペースがベストなペース
と、地に足がやっと着いた!と思えたアメリカ生活
だから
スケジュールがない “空白な時間” がダイスキになったんです
以前にもブログで書きましたが
孤独を楽しめるようになったのです☆
仕事や会社だけが自分の人生じゃない
大きな組織、会社、仲間から
そっと離れて客観的に自分をみる時間をつくることをオススメです!
本当の自分の姿が見えてくるかもしれませんよ~
”空白恐怖症” をちょっと見方を変えて
”空白期待症” にしちゃいましょう♪