こんにちは!スピリチュアル ライフ コーチの北林小百合です☆
「ボタニカル」という言葉 よく耳にするようになりましたね
ボタニカルとは英語で「植物の・植物学的な」という意味ですが、
今では花柄のみならず葉や茎なども描かれた“ボタニカル柄”ファッションや、植物を育てる、食する“ボタニカルライフ”という言葉も生まれました。
植物の持つ力を健康や生活にとりいれていく。というイメージでしょうか。
最近は、お花を買って帰る男性も多くなっているようです♪
店先に可愛いブーケを沢山飾って買いやすくしているお花屋さんのアイデアもありますが
素敵なことですね。
植物は目で鑑賞、香りを楽しみ、食して飲んでカラダのバランスを整える‥
パワーがいっぱい!
私もハーブを使ったお料理、ハーブティーが大好きです♡ カッシアアラタというハーブのハーブティーは、自然なお通じを促し、腸内デトックスにいいですよ!
以前、イタリア フィレンツェを訪れたときに
念願だった ”ウフィツィ美術館” に行きました。
ルネサンス期の画家 ボッティチェリの絵画を観たかったのです!
ボッティチェリの代表作ともいえる
”ヴィーナス誕生” ”春-プリマベーラ”
”ヴィーナス誕生”は、貝の上の海から生まれた女神(アフロディーテ)を描いています。
”春-プリマベーラ”は、愛と美の女神、三美神など描かれた華やかな絵画です。
2点とも教科書などにも載っていて
どこかで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
今日は、「ボタニカル」つながりで ”春-プリマベーラ”について書きたいと思います✿
500年以上も前に描かれたもので、近年の修復の末、華麗な色彩がよみがえり、同時に煤に隠れていた多くの草花が現れました。文献によると足元の草原部だけでも40種を超え500本もの草花が描かれているそうです。
しかも一つ一つの花の意味を分析し理解した上で写実的に描いています。
それは春や結婚をイメージした花だけでなく、当時のフィレンツェの支配者メディチ家の人間関係などを象徴する花など、植物にも沢山のメッセージが込められているのです。
まさに、ボッティチェリは ”ボタニカル画家” だったのですね。
幸運なことに私は以前、日本で唯一のボッティチェリ作品を管理する仕事をしていました。
「美しきシモネッタの肖像」 (丸紅株式会社 所蔵)
これには諸説ありますが、シモネッタはヴィーナス誕生や、プリマベーラのモデルとなった
絶世の美女。ボッティチェリ自身も彼女に恋をしていたという説もあり
作品にはその想いが描かれていてドキドキしてきます☆
さぁ、プリマベーラの絵画の中、シモネッタはどこにいると思いますか?
・・・・絵画の左側 踊っている3人のうちの真ん中の女性だと言われています。・・・